外に出るにも気合が必要なくらい暑い日が続いてくると、いよいよ夏のまんなかがやってきたぞという気持ちになります。
暑いのはあまり好きではないのですが、幸い夏には夏にしか撮れない写真がありますから、なんとか日々を乗り越える原動力となっています。
夏の風物詩と言えば……なんて書くときっとそれぞれ思い浮かぶものが違うくらい、たくさん出てくるのが他の季節にはない特徴かと思います。
そんな中から、今回は夏祭りを選んでみました。
もう終わり?それともこれから?
広場を通って
思い出を残して
出番を待ちながら
色の向こう側を
隠した顔がこっちを向いて
風にやさしく撫でられる。
いつしか夜を迎え入れて。
見ている先は、何?
どうしようかな なんて迷ったり
受け継ぐ人と、受け継がれる想いがある。
今回の機材
Pentacon 200mm F4
昼間の写真はα7 IIにPentacon 200mm F4を装着して撮影しました。
レンズを手に入れたにもかかわらずペンタコンの歴史をほとんど知らなかったのですが、由緒も歴史もあるメーカーなのですね。生産したカメラやレンズの数も相当なもの。
なぜあまり知らないメーカーのレンズを購入したかと言うと、この200mm、英語圏では『Bokeh Monster』の愛称で呼ばれており、どれどれ味わってみようかと気持ちをはみ出て手が動いてしまったのです。
愛称の由来は絞り羽の枚数。一般的なレンズだと7〜9枚くらいで円形絞りと呼称されることが多くなりますが、Pentacon 200mm F4はその数なんと15枚。どこまで絞っても綺麗な円のままでいてくれます。と言っても上に挙げた写真だとわかりませんよね……
レンズの造りの影響なのか?、点光源を写すと玉ねぎボケになるのが少し残念ですが、お昼間だとほぼ気になりません。
あまり積極的に持ち出すレンズではないのですが、久しぶりに使ってみると、なかなか楽しいものです。
ちなみに『Bokeh Monster』の名を持つレンズは他にもあるので、興味が沸いた方はeBayで探してみてください。
Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
夜間の写真は以前もご紹介しましたNOKTON 58mmで。
やはり夜は明るいレンズに限ります。Photoshopで露出を少し上げていますが、特に気になりません。
α7 II
オールドレンズ遊びにもってこいの1台です。