ズームレンズと単焦点で撮るベトナム旅行 最終日〜奇界遺産と町並み〜

いよいよベトナム旅行も最終日となりました。
最終日はツアーではなく、終日自由行動。個人的にとても行きたかった場所を訪ねました。

0日目：ベトナム旅行 出発〜CONTAX G PLANAR T* 45mm F2〜
1日目 その1：ズームレンズと単焦点で撮るベトナム旅行 1日目その1〜到着、統一会堂〜
1日目 その2：ズームレンズと単焦点で撮るベトナム旅行 1日目その2〜サイゴン大教会、戦争証跡博物館周辺〜
1日目 その3：ズームレンズと単焦点で撮るベトナム旅行 1日目その3〜ベンタイン市場〜
1日目 その4：ズームレンズと単焦点で撮るベトナム旅行 1日目その4〜路地裏と夜のホーチミン〜
2日目：ズームレンズと単焦点で撮るベトナム旅行 2日目〜メコン川〜
最終日：この記事

目指した先は

そう、

スイティエンパーク（Suoi Tien Park）です！

スイティエンパークとは

スイティエンパークとはベトナムが誇る(？)、Z級テーマパーク。ベトナムに行ったらスイティエンパークと言われているくらい有名な場所なのです。前から存在だけは知っていたので、今回の旅行では絶対に行きたいと考えていました。いや本当感激です。ちなみに私はずっと「ソイテンパーク」と呼んでました。スイティエンのほうが現地の発音に近いようですね。

 

スイティエンパークのすごいところ1 – 広大すぎる

Suoi Tien Theme Park – Spherical Image – RICOH THETA

さてそんなスイティエンパーク、広さは55ヘクタールだそうです。東京ドーム11個分くらい。
それぞれのアトラクションはかなりの大きさなのですが、それでも歩いてみないとどこに何があるかさっぱり見えません。

Suoi Tien Theme Park – Spherical Image – RICOH THETA

よく見るとお花が。スイティエンパークを作ったのはお寺だそうで、テーマパークとは言え仏教として大切にすべきことは大切にしている……ような気がします。

Suoi Tien Theme Park – Spherical Image – RICOH THETA

怪しいゲートを抜けると……

Suoi Tien Theme Park – Spherical Image – RICOH THETA

ポセイドン？らしきおっさんの顔が出迎えてくれるプールが！！！

Suoi Tien Theme Park – Spherical Image – RICOH THETA

シーサーのような獣（すごくでかい！）がズラーッと出迎えてくれる謎の広場。

 

スイティエンパークのすごいところ2 – 著作権の概念が消失している

パーク内にはゲームセンターや売店が点在しているのですが、およそテーマパークとは思えないラインナップです。

ご覧の通り、著作権の概念がありません。気のせいか若干狂気をはらんでいるようにも見えます。
これはまだまだ序の口で、眺めていて飽きないくらい、清々しいほどあんなグッズやこんなグッズが売られています。

加えてスイティエンパークの施設自体もかなりグレーなコンテンツが揃っており、ハ◯ー・ポッターと銘打っている謎のお化け屋敷や、ハ◯クが出迎えてくれる8D体験施設があったりします。コンテンツの楽しみ方が私たちの知っているそれではありません。完全に新世界です。

 

スイティエンパークのすごいところ3 – 全体的にシュール

そんなスイティエンパークですから、もう、全体的にとにかくシュールです。

 

この世界観、現地の方はどういった思いで見ているのでしょうか。不思議でなりません。

ここまででもかなりお腹いっぱいですが、まだまだスイティエンパークの全貌を体験できたわけではありません。全部見るなら1日がっつり使う必要がありそうなので、ぜひまた次の攻略機会を待ちたいと思います。ちなみに2020年には地下鉄の駅ができるとか。

 

そして町へ

スイティエンパークから帰ってきてからは1人で自由行動。気ままに今のベトナムを写真に収めました。

実は今回のベトナム旅行、写真を撮るときのルールを1つだけ決めていました。
それは「自分の心のままにシャッターを切る」。
初めての土地で、心が動いた瞬間を無心に撮る。構図とか細かいことは、後で調整する。そう考えること自体が下手に慣れている身体にはなかなか難しいものでしたが、写真を撮り始めた頃のワクワク感とか無邪気さを少しは再現できたような気がします。でもこうやって並べてみると、自分の癖みたいなのが見えてしまいますね。

 

旅行を終えて

滞在期間はたったの3日でしたが、出会った土地、風景、人、体験、その全てが新鮮で、刺激的で、魅力的でした。
東京のパワーは落ち着いていて、静かだけど強さがあるなと思うのですが、ベトナムのパワーには荒さと勢いがある。目に見える強さを感じました。無い物ねだりですが、東京に住んでいるからこそ、そこに惹かれるものがあるのだと思います。魅力というのは、相対的な視え方なのかもしれません。
いつかまた再訪して、見つけられなかった魅力を発見したい。そう思える3日間でした。

 

今回の機材

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